6月のプレゼントのようなロッテ免税店ファミリーコンサート。一目に入らない圧倒的な空間で好きな音楽を楽しむ機会なんて、本当に魅力的じゃないですか?様々なジャンルのメロディーを満喫できる経験は、この時期のロッテ免税店ファミリーコンサートでしか味わえない贅沢。
この幸せなコンサートに訪れるグローバルファンのために、今回のK-CLASSはコンサートで有用に使える韓国語を集めました。一緒に見てみましょう~
매진(MAE-JIN) :
一つも残らず、すべて売り切れとなる。
韓国で人気のあるコンサートは、しばしばすぐに매진(MAE-JIN)
となります。公演の前売り券を買うためにサイトにアクセスすると、すでに売り切れてしまい、0.1秒差でチケットが買えない場合もあります。同時アクセスする他人より迅速に前売り券サイトにアクセスするのが重要。このような厳しいチケット競争の中から生き残ってチケットを購入するためにはスピードが命です。
このようにあっという間に行われるメジン(売り切れ)文化は、韓国のZ世代には呼吸と同じようにごく自然なことです。激しいチケット競争により、前売り券の購入過程で座席が秒単位で瞬殺される状況が頻繁に起こり、新造語ができるほどです。「ぶどうの粒(座席選択画面で前売り券購入が可能な座席)を取る」という用語は、ネット上で着実に使われています。韓国で自分の好きな文化生活を楽しむためには、売り切れ前に、早めの前売り券購入が選択ではなく必須となっています。
응원봉(EUNG-WON-BONG) :
自分の好きなアイドルを応援するためのツール。応援棒、ペンライト。
コンサートに行くときに忘れずに用意しなければならないものがあります。その主人公は他ならぬ응원봉(EUNG-WON-BONG)。真っ暗な公演会場をほのかに彩った光を見るたびに、アイドルたちは「まるで輝く星のようだ」と感心するそうです。ファンクラブで付与した公式ウンウォンボン1本だけで、その瞬間みんなは一つになります。
観客とアーティストをつなぐ媒介となるウンウォンボン(ペンライト)。最近韓国で発売された製品の中にはファンの好みに合わせてカスタマイズできるウンウォンボンがあって話題です。メンバー別エンブレムを選べるaespa
ウンウォンボン、パーツで好きなように飾れるNewJeansのウンウォンボンが代表的。自分だけのイチオシアイテムのウンウォンボンを完成できるなんて、考えれるだけでわくわくするですよね?ストーリーを与えて、感性を吹き込んだウンウォンボンは歌手とファンの間の距離をスッと縮めます。
질서(JIL-SEO) :
混乱なく順調に行われる事物の順番。秩序。
多くの人が集まるコンサートで必ず守るべきエチケット!特に公演場に入退場するときは질서(JIL-SEO)を守ることが重要です。ファンのマナーはスターの顔でもあるため、一緒に頑張りましょうね。前の人と適切な間隔を保って、チケットはあらかじめ用意したほうがいいです。
韓国ではジルソ(秩序)文化をさらに確立するために「ウェイティング」に焦点を当てています。平均N時間以上を待たないと入場できない店舗は、予約サービスを素早く導入しています。顧客は予約をしておいて、しばらく他の場所に行き、自分の順番に合わせて入ることができます。Z世代は待つ時間も有意義に過ごします。予約しておいた場所の近くにあるポップアップストア、展示場、カフェなど周辺で充実に時間を過ごします。
덕질(DEOK-JIL) :
自分の好きな分野に心酔し、それに関連するものを集めたり入り込んだりすること。オタ活。
普段から덕질(DEOK-JIL)しながら聞いていた歌手の声、頭の中に刻印された映画のようなパフォーマンスはファン心を上昇させます。イットッ(オタクになること)のポイントだったアーティストを目の前で見るなんて、満面の笑みは基本。ドクジル(オタ活)の生活はかなり幸せに違いありません。
韓国Z世代にドクジルを論じるとき、「ミーム」は欠かせません。最愛のすべての瞬間をドクジルメイトたちと一緒に楽しむためには、早く共有できる文化コンテンツが必要!「ミーム」は写真、映像、流行語まで無限です。今の世代の「先端ドクジル」と呼ぶことができます。その例としては、アイドル画像から始まったミームが挙げられます。NCT
DREAMのJISUNGの「笑っていたが考えてみたら、笑っている場合じゃない」が人気です。JISUNGがデビュー前に出演したディズニーチャンネルで、ゲームをやっている途中の表情についた字幕がミームとなり、かつらをかぶったルピー、「驚きの土曜」番組の字幕に活用されて、SM家の高いレベルに到達した人物のミームとなっています。
여러분(YEO-RO-BUN) :
聞く人が複数いる時、その人たちを高めて称する二人称代名詞。皆さん。
最近、韓国のSNSを熱く盛り上げたTAEYANGのミームがあります。여러분(YEO-RO-BUN)~~とても会いたかったよ~~ヨロブンも会いたかったですか?⤴歌を歌うように投げかける質問にファンは胸がドキッと。このようにファンと親しくコミュニケーションを取って、愛の火種をさらに大きくしていきます。
韓国では今、アイドルがファンに「ヨロブン」を叫ぶ空間が多くなりました。従来のファンカフェ、ソーシャルネットワークサービスを超えて、直接1:1でコミュニケーションできるプラットフォームができました。
「Weverse」、「DearU bubble」、
「Universe」が注目されています。ファンはこのような場で自分の好きなアイドルを購読し、自由にコメントや個人的なメッセージのやり取りを行います。スターたちは神秘感ではな
く親密感で近づくようになり、ファンとの関係も縮まるようになったそうです。
떼창(TTE-CHANG) :
群れを作って一緒に歌うこと。またはそのような曲。
溢れるテンション(興)と才能のおかげで떼창(TTE-CHANG)の民族と呼ばれる韓国のファンたち。韓国の歌手はもちろん、来韓した外国の歌手まで口を揃えて感動を表現することがあります。自分たちの音楽を愛してくれるファンと一つになって作り出す新しい経験が本当に素敵に感じられるようですよね。
テチャンを可能にした韓国文化として伝統公演を挙げることができます。韓国の伝統劇は舞台と観客の区別が明確ではありません。俳優たちが観客に話しかけたり、観客席の中に入ったりします。観客たちはお互いに話し合い、自ら劇の一部になることもあります。それだけではありませんよ!
Pansoriの場合、観客たちはしばしば「オルシグ」、「チャルハンダ」、「クロッチ」、「クレソ」などの合いの手を入れて唱い手や演奏者が積極的なコミュニケーションをとってきました。
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판소리(PAN-SO-RI) :
一人の唱い手(ソリクン)と鼓手(コス)一人が音楽の物語の展開を組み立てながら演じていくRepublic
of Korea固有の民俗楽。
コンサートのキーワードを通じて韓国の文化を調べてみました。ロッテ免税店ファミリーコンサートのために韓国を訪れる方は、5月K-CLASSで紹介した韓国語を事前に知っておいてください。旅行がいっそう楽しくなるでしょう。
EDITOR IMFORM Youngeun Kim
GRAPHIC IMFORM Jeonghoon Kim
PHOTO Shutterstock
SOURCE OF INFORMATION ネイバー国語辞典